【Premiere】Photoshopスクリプトで字幕を作る【Photoshop】
字幕作るのってだるいですよね。
Premiereには[レガシータイトル]とかいう便利なツールがあるし、
字幕作成にはPremiereだけで事足りてるわけですが
なんかこう...もっと効率化したい。
そうやって筆者が行き着いた方法が
・.txtに入れたい字幕をぶわーっと打ち込んで
・そのtxtファイルをPhotoshopにぶわーっと読み込んでテキストレイヤーを作る
・そのpsdファイルをPremiereでぶわーっとタイムラインに並べる
という方法。
まず.txtに文字起こしを打ち込む
字幕として表示したい文字をひたすら打ち込みます。
今回は、"caption.txt"というファイルを作ってみました。
ここで意識しておくのは、1行が一度に表示される字幕になるということ。
慣れると「表示尺はこのくらいだから文字数はこのくらいかな」とかわかってきます。
Photoshopのスクリプトを使ってテキストレイヤーを一気に作る
txtファイルができたら、次はPhotoshop。
txtファイルから一行ずつ読み込み、
テキストレイヤーを自動で作るスクリプトを使います。
自作のお粗末スクリプトですが、↓に貼り付けます。
(DLは、右下の[view raw]を右クリック→名前を付けてリンク先を保存)
DLしたスクリプトを、以下の場所に保存すると使えます。
(Windowsの場合)
C:\Program Files\Adobe\Adobe Photoshop CC 2019\Presets\Scripts
(Macの場合)
アプリケーション\Adobe Photoshop CC 2019\Presets\Scripts
適当にテキストレイヤーを1つ作ったらスクリプト発動。
参照するファイルを選べるので、先ほど作ったtxtを選択します。
これでぶわーっとテキストレイヤーができます。
ここでもうひと手間、レイヤー名の頭に連番を付け足します。
リネームスクリプトはこちら↓のものを使わせていただいてます。
(先のテキストレイヤーを作るスクリプトと合体させたいですね..)
カーニングやドロップシャドウなども、ここで一括調整してます。
Premiereのレガシータイトルでは手の届かない細かい調整ができるのがいいですね。
Premiereにテキストレイヤーを読み込む
Photoshopの調整が終わったらPremiereで読み込みます。
・読み込み:個別のレイヤー
・フッテージのサイズ:ドキュメントサイズ
これでOK。
連番を付けておいたので字幕を置きたい順番がわかって便利です。
この方法が一番良いの?
もちろんこれが一番良い方法というわけではありません。
場合によってはレガシータイトルだけでさくっと作っちゃうのも良いでしょう。
大量の字幕が必要な場合は、ある程度この方法のメリットはあるかなーと思います。
Photoshopは文字調整がしやすく、修正→反映の流れもスムーズ。
作業分担もしやすいです。
(それにPremiereって自動カーニング(オプティカル)ができないのよね)
公式では、txtの一行ごとにpsdファイルを生成する方法を紹介してますね。
Photoshopを利用してテキストファイルから字幕データを一度に作成する方法(Premiere Pro CC)
字幕量多くてpsdファイルが重いとか、
レイヤー重なりすぎて調整しづらいとかあったらこの方法でもいいんだろうな。
でもこの場合フォントデザインの一括修正したい時ってどうするんだろう..
個人的にはやっぱり1つのpsdファイルにまとまっている方が好きです..。
(使用ソフト)
・Adobe Premiere Pro 2019
・Adobe Photoshop v20.0.5