【After Effects】文字が切り替わるアニメーション【都市伝説】
都市伝説が好きなんですよ。
※後ほどちゃんとチュートリアルが始まります。
別に宣伝でもなんでも無いんですけど、
関暁夫さんが自身のYouTubeチャンネルで上げている動画がすっごく面白くて。
伝えたいメッセージをわざと不明瞭にすることで
ある種、謎解き見たいに能動的に脳みそを使う楽しさがあります。
その動画から派生して、いろんな方が考察動画をアップしてますが
それも合わせてまた面白いんですよね。
そんな中、「これってもしかして..!」と筆者がピンときた件について紹介します。
紹介したいのはこの動画の最後にあるメッセージ。
見て欲しいのはここ。
文字がパラパラと切り替わり、”一の音”と表示される。
タイトルにもある”一の音”とは一体何なのか…
そしてランダムに切り替わる意味深な文字…
そこで私ピンときました。
あ、これ文字のオフセットだ!
テキストレイヤー[文字のオフセット]
はい、前置きが長くてすみません。
ここからAEチュートリアルです。
つまり件の文字の切り替わり表現、
AfterEffectsで簡単に作れるんですよね。
テキストレイヤーで打ち込んだ文字は
[アニメーター]を使っていろんなアニメーションを追加することができます。
今回の紹介したいのは
[文字のオフセット]
まず「・一の音」と打ち込んだテキストレイヤーを作って
[文字のオフセット]を適用します。
デフォルトの値は"0"ですが、この値を変えると文字が切り替わっていきます。
キーフレームを調整すると…
完全再現できました。
都市伝説の楽しみ方は人それぞれ
というわけで意味深に切り替わる文字には何の意味も無いようです…。
一見ランダムに切り替わっているように見えますが
unicode値をずらしているだけなので実は法則性があります。
その法則性に見覚えがあったから、ピンと来たというわけなんですね。
この"意味深な文字"にも意味があるんじゃないかと考察する方もいたようなので
どうやらそこに意味は無さそうだよってことを教えてあげたいです。
自分の場合は職業病ですが
どんな動画でも、
そこにある演出意図であったり編集意図を探りながら見るのも楽しいです。
都市伝説系の動画や恐怖映像なんかも
その作り手が視聴者をどう怖がらせようとしてるか
どうやって含みを持たせようとしてるか
という切り口で考察していくと新たな発見があるかもしれません。
信じるか信じないかは..なんとやら。